Bandoalphaのざっ記ー学位商法問題

主として米国発の真正でない学位や大学などの、所謂「ディプロマ・ミル」、「ディグリー・ミル」の問題を取り上げています。 当ブログ記載事項の著作権は著作者に帰属します。無断での引用は、法の定めるところに則り、各人の責任において御自由にされて下さい。 御意見などございましたらこちらへ。 Bandoalpha@msn.com  Toshi Hino/檜野俊弘

タイケンウイルミントン大学

タイケンその後

学校法人タイケン学園が、栃木県さくら市に、「旧喜連川高絞跡地の土地・建物の無償譲渡および施設整備費2億円の市補助金」等を受けて、4年生のスポーツ系大学を新設しようとの計画に関するニュースは、「土地・建物は有償とし、補助金には応じられない」旨の市側の判断が、去る4月3日付けの下野新聞で報道されていた(引用下記)。

タイケン学園は、同市に再度要望を求めているようだが、その後の進展は無いようである。(http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20100604/331540

「タイケン学園は大学の経営実績がないが大丈夫か」との疑問の声も、以前市議から上がっていたとのことだが(http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/council/news/20091128/241438)、

同学園の柴岡三千夫理事長は、大学の経営実績がないわけではない。

1997年2月19日の設立から、2003年11月21日付けで登録抹消される迄、米国ハワイ州に「TAIKEN WILMINGTON UNIVERSITY」と称する”大学”をもっていた(http://hbe.ehawaii.gov/documents/business.html?fileNumber=107617D1&view=info)。

同法人の設立定款によれば、その設立目的には、「To operate a university to provide educational services to international students」とあるが、日本で日本人を対象に”学位のサービス”を行うというのが、行為の実態というところだろうか。

http://diplomamill.webs.com/TAIKENWilmington.pdf

そのほか、カリフォルニアに「Wilmington University」と称する大学もあったと言う。

http://web.archive.org/web/20000607100153/http://www.taikenwu.edu/

そのほかにも、「Taiken University」や、「Kensington University (Taiken Kensington University?)」と称する大学もあったという(Bears' Guide他)。

”国際的な大学”の運営には、相当な手腕と実績があることになるが、米国に「ペーパー大学」を設立し、その「日本絞」で、「米国大学の学位」と称するものを発行・販売するという、あからさまな学位商法行為(ディプロマ・ミル)と言うほかないであろう。

スポーツ系大学設立に関わる報道では、柴岡理事長による、これらディプロマ・ミル行為の報道はされていないようであり、一般には知られていない事と思われる。

日本には、称号詐称に関する法律はあるものの(軽犯罪法第1条15項)、学位商法行為そのものを規制の対象とする法律はないようであり、飽く迄も海外の別法人による行為と主張されることも考えると、報道するにあたっては、反って報道側に法的なリスクの発生も考えられるのだろうか?

一部の教育関係者による、”破廉恥行為”など今時珍しいニュースでもなく、先生や校長先生の”下半身の御乱行”に比べれば、理事長による学位商法など、ニューズ・バリューが低いのかも知れないが、学校法人の理事長としての教育に対する姿勢が問われることであり、本業に係る重要なところだろうから、破廉恥の度合いに於いては、下半身の御乱行に劣るものではあるまい。

柴岡三千夫理事長によれば、「タイケン学園は創設期から「たくましい人間」を養成目標に教義を定めてきました」とのことだが(http://www.taiken.ac.jp/about.html)、「たくましい人間」と、「狡い人間」とは、全く異なる相反するものである。

どうゆう人間を育てる積りなのか。

◇◇◇下野新聞2010年4月3日付記事◇◇◇

土地・建物は「有償譲渡」 スポーツ系大学誘致 さくら市が方針

(4月3日 05:00)

 学校法人タイケン学園(東京都板橋区)がさくら市の旧喜連川高跡地に進めているスポーツ系4年制大学進出計画について、同法人と誘致に向け協議しているさくら市は2日、法人側が求めている土地・建物の無償譲渡には応じられない、などと伝える方針を市議会に示した。市が新たな方針を示したことで、法人側が態度を硬化させるのは確実で、大学誘致に向けた協議継続は困難な状況になってきた。

 同市の方針はこの日開かれた非公開の市議会議員全員協議会で伝えられた。手塚定議長らによると、法人側が市に要望していた(1)土地・建物の無償譲渡(2)施設整備費2億円の補助-の2点について、市は「土地・建物は有償とし、2億円は経済効果が不透明な中、支出できない」との回答を法人側に提示する方針を示したという。

 市側は(1)2月の議員全員協議会で法人側が行った説明では経済効果は期待できず、2億円の支出は市民の理解が得られない(2)市内に専門学校を誘致した際、市有地を適正価格の2分の1で売却した経緯があり、無償譲渡では整合性が取れない-などと説明した、という。市側はこれらの条件を来週にも法人側に伝えるとみられる。

 これについて同法人の柴岡信一郎副理事長は「市から直接聞いていないので何とも言えないが、市のスタンスはまるっきり変わってしまったという印象だ。事実とすればわれわれの経営プランは見直さなければならない。なぜ今、方針を変えるのか分からない」とコメントしている。

 人見健次市長は取材に対し、「まだ法人側に伝えていないので現段階ではコメントできない」としている。

 協議をめぐっては、すでに3月中には市側が跡地の所有権を移転することができない、と法人側に伝えている。このため法人側は3月中に大学設置申請を行うことが困難となり、来年4月の開校を断念している。

 同法人は東京を中心にスポーツ専門学校など6つの専門学校を経営。新設大学はマネジメントなどを学び、生涯スポーツのコーディネーターなどを養成する4年制で、定員1千人の計画。 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20100403/304409

◇◇◇

タイケン学園柴岡理事長

3月3日付けの下野新聞ウェブ版によれば、タイケン学園が栃木県さくら市に開設を予定していたスポーツ系大学に関して、タイケン側が求めていた旧喜連川高校跡地の所有権の移転などを3月中には出来ない旨、市が同法人に伝えていたとのことである。(下記引用ーA)

タイケンは、(1)旧喜連川高校跡地の土地・建物の無償譲渡、(2)さくら市よりの2億円の施設整備費補助金、(3)閉校する金鹿小学校の無償貸与、などを得て、定員1000人というスポーツ系大学を2011年4月に同市に開設する計画であったようだ。(下記引用ーB)

去る2月19日に、さくら市議会がタイケン学園の柴岡三千夫理事長を招き、当件に関しての柴岡理事長の説明をはじめて聞いたとあるが、議会が事前に提示していた4項目の質問には、同理事長は正面から答えなかったのだという。(下記引用ーC)

さくら市議員全員協議会での柴岡三千夫理事長の説明は、スポーツ系専門学校の運営実績などの披瀝に終始したようで、自らに都合の悪いであろう質問には答えずに”スルー”し、新設のスポーツ系大学の来年4月の開校に向け、さくら市側の決断を急がせる、という姿勢が窺えて、些か興味深い。

さくら市の資産はさくら市民のものであり、その資産の使途・処分は、もとよりさくら市民が決めることだろうが、旧県立喜連川高校跡地についてはこれは栃木県の資産であるようで、これをさくら市が県より無償譲渡を受け、更にタイケンに無償譲渡するという話のようであり、これはさくら市民のみならず、栃木県民の資産となるのだろう。 さくら市には仲介者としての責も生じるというところだろうか。

日本は少子化が叫ばれて久しいわけだが、進学人口の停滞で、下手な学部や大学は淘汰される時代であり、”大学倒産時代”が来るのだといい、地方自治体に於いても”町興し”の施策は真剣に考えていかねばならないが、かといって下手なことをすれば”自治体財政破綻”の憂き目を見かねない時代である。

”こまけぇこたぁいいんだよ!”、”行け行け、ドンドン”と言った右肩上がりの時代ではないので、”渡る石橋は叩いてみる”必要があるわけだが。

”タイケン学園グループ”と言うのは、専門学校などの他に、NPO法人、株式会社など、20ほどの小規模法人から成るようである(http://www.taiken.ac.jp/about.html)、企業グループであれば、一般にはグループ内での取引と言うのがあるだろうし、グループの”司令塔”が一つであれば、資産や負債のグループ内でのトランスファー(移転)も容易であるだろう。

財務状況ひとつにしても、グループ内の一法人の単体財務諸表を見ただけでは解らないので、グループ関連取引について少なくとも確認する必要が生じるわけだが、関連法人がこれだけあり、規模が小さく、独立した会計監査法人による監査などと言ったことも無かったりすると、これは中々容易なことではあるまい。

「何をするにしても、先ずは人である。」

と言うことになるが、大学で教授の職にある者などが、実態の無い海外の”大学”の”Ph.D-博士号”といった名称を用いて問題になっていたわけだが、公の認可を受ける私立学校を運営する、公共性のきわめて高い学校法人の理事長である者が、”タイケン・ウイルミントン大学”などと言った実態の無い米国の大学を偽装し、価値の無い”学位”発行の元締めだったというのでは、論外の行為であろう。

学位や教育と言った学校法人の根幹に関わることであり、ひとり柴岡三千夫理事長個人の問題に終らず、私立学校全体への社会的信頼を損なう行為といえようか。

タイケン学園の柴岡三千夫理事長が、”タイケン・ウイルミントン大学”などと言った学位商法に関わっていた疑惑についての新聞等での報道は一切見ないようだが、「学位商法ーディプロマ・ミル」というのは新しい問題だけに、当のさくら市民やさくら市議会が、この問題についてどの程度知っているのか?は些か気になるところである。

さくら市と言うのは、人口4万3千人ほどの住みやすそうな地方都市のようであるが、”若い人が集まる学園都市の夢”がある反面、下手に誤って踏み出せば、”奈落に落ちて気が付けば、悪夢!”にもなりかねないというところだろうか。

◇◇◇引用A-下野新聞2010年3月3日ー

さくら・旧喜連川高跡地 来春の大学開校断念 誘致、市議会で賛否

(3月3日 05:00)

学校法人タイケン学園(東京都板橋区)がさくら市の旧喜連川高跡地に進めているスポーツ系の4年制大学進出計画について、同法人と誘致に向け協議しているさくら市が、法人側に3月中に跡地の所有権を移転することができない、と文書で伝えていたことが2日分かった。これにより法人側が3月中に大学設置申請を行うことは困難になり、来年4月の開校を断念した。協議を継続するか白紙に戻すのか、市の判断に注目が集まりそうだ。

法人側は、跡地の土地、建物の無償譲渡や施設整備費2億円の補助を市に求めており、議論の焦点となっている。所有権が移転できない背景には、市民や市議会の理解が十分得られていない現段階では、跡地を県から市へ無償譲渡する手続きが進んでいないことがある。

市側は、市民・有識者による跡地施設利活用検討委員会や喜連川地区の行政区長会に説明。市議会は2月に法人の柴岡三千夫理事長らを招いて説明を受けたが、運営方策など議会側の質問に明確な答えが得られず、意見を取りまとめるに至っていない。

人見健次さくら市長は取材に対し「市民、議会の中にも誘致賛成と慎重論があり、さらに協議しなければならない。本年度中に結論を出すことは難しい」とした。

同法人の柴岡信一郎副理事長は「今回の一件で白紙に戻すことはないが、仮に開校を1年延ばした場合、確実に大丈夫なのか。市の態度がはっきりしない中では『検討している』としか言えない」と話した。

同法人は東京を中心にスポーツ専門学校など6つの専門学校を経営。新設大学は、マネジメントを学び、生涯スポーツのコーディネーターなどを養成する4年生で定員1千人の計画。

http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/central/sakura/news/20100302/290090

◇◇◇

◇◇◇引用B-下野新聞2009年11月21日ー

旧喜連川高跡地にスポーツ系大学誘致へ 11年春の開校計画 さくら市、議会に説明

(2009年11月21日 05:00)

旧県立喜連川高跡地の利活用策としてさくら市が、東京の学校法人が新設を予定するスポーツ系大学の誘致に向け協議を進めていることが、20日分かった。同市は今後、施設整備など支援の在り方などについて市民の意見を聴きながら県、市議会とも協議し、誘致を実現させたい考えだ。

同市は、同日開かれた市議会議員全員協議会(全協)で概要を説明した。

市によると、交渉を進めているのは学校法人タイケン学園(東京都板橋区)で、東京を中心にスポーツ専門学校など六つの専門学校を経営。グループ校などとして高校や幼少年体育振興協会がある。新設大学は、マネジメントを学び、生涯スポーツのコーディネーターなどを養成する4年制で定員1千人。2011年4月の開校を目指している。

進出に際して同法人は(1)土地・建物の無償譲渡(2)学生寮に利用するため、閉校する同市金鹿小の無償貸与(3)施設整備費2億円補助-の支援を同市に要望している。

少子化などの影響で大学の経営は厳しくなっているが、同市は、全国的に体育学部の定員充足率が高いことや同法人の財務状況、地域振興、経済効果などを勘案し、誘致を図りたい考えだ。

今後協議が順調に行けば住民説明を経て県への廃校跡地利活用計画書提出、県から市への施設の無償譲渡、市議会の議決、大学設置申請-の手続きが進められることになる。この日の全協では市議から「投資額などが不明。議会としてしっかり議論していくべきだ」など慎重論も出された。

同法人の柴岡信一郎副理事長は「地域と連携し、ほかにはない大学をつくっていきたい」と話す。県教委は「県としては全くニュートラル(中立)。計画書が出た段階で、庁内で検討したい」としている。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20091120/238142

◇◇◇

◇◇◇引用C-下野新聞2010年2月20日

大学誘致で理事長説明 さくら市議会

(2月20日 05:00)

【さくら】旧喜連川高跡地の利活用策として、市がスポーツ系の大学誘致へ向けて東京の学校法人タイケン学園と協議していることを受け、市議会は19日、同法人の柴岡三千夫理事長らを初めて招き、運営の考え方など説明を受けた。

説明は、非公開の議員全員協議会で行われた。手塚定議長らによると、柴岡理事長は専門学校などの経営実績を披歴し、「さくら市は東京から離れているが、(スポーツ系の)学生は指導者を求めてくる」と学生確保に自信を見せた。その上で「3月の文部科学省への大学設置申請に向けて準備を進めている。市議会の議決があれば受け付けてもらえる」と訴えた。

ただ、(1)安定した大学運営の方策(2)万が一撤退する場合に用地をどう取り扱うか-など議会が事前に提出していた4項目の質問には正面から答えなかったという。

市議からは「執行部の考え、市長の意思をきちんと聞きたい」「決断の時期に来ている」との声が上がった。

手塚議長は「理事長が(事前の質問に)答えないのはどういう趣旨なのか。理事長の持論を聞いたということ。議論がかみ合わず、議会として取りまとめるまでいかなかった」と話した

http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/central/sakura/news/20100220/285288

◇◇◇

タイケン、Taiken

イーメール、特に当事者や関係先からそれが寄越されたりすると、大いにモーチベーションが沸くわけだが。

結局、「学校法人タイケン学園 広報室情報管理担当」と称するところからは、その後何の連絡も無いわけだが、向こうから寄越したイーメール交信なのに、自らコミュニケーションを絶って仕舞うというのも随分と奇妙な話である。

ハワイ州に登記されていた、ディプロマ・ミル大学である、「TAIKEN WILMINGTON UNIVERSITY」を、1997年に$5,000ドルを出資して設立した「MICHIO SHIBAOKA」と言う人物は、「学校法人 タイケン学園」や「学校法人 タイケン国際学園」の理事長である、「柴岡 三千夫」であることを示唆する資料は次々と出てくるのだが、これを否定する資料は出てこない。

やはり、「MICHIO SHIBAOKA」は「柴岡 三千夫」と言う事であろう。

私が知らなかっただけなのかも知らないが、知名度と言う点では「タイケン」は「イオンド」に一歩も二歩も譲るのではなかろうか?

統計を取ったわけではないのだが、「タイケン・ウイルミントン大学JAPAN」や「タイケン大学」、「ケンシントン大学」など別名を入れても”タイケン系大学”は、学位利用者数では”イオンド大学”には及ぶまい。

「イオンド大学日本校」のほうは、高円寺の雑居ビルである「花月第一ビル」の4,5階に居を構えていたようだが、「タイケン・ウイルミントン大学JAPAN」のほうは、その住所からするとタイケンの法人本部と称するところに在ったのだろうが、看板の写真すら見ないようである。

両”大学”の創設者というのは、どちらも個性的な人間であるようだが、タイケン系大学の強みは何と言っても、「創設者が現職の学校法人の理事長」であることだろう。

イオンドの場合は、口の悪い連中なら、蓋を開けてみれば、「なんだ、ラーメン屋のおやぢかw」で終りそうだが、タイケン系大学の柴岡三千夫は、「学校法人タイケン学園」と、「学校法人タイケン国際学園」と言う2つの学校法人の現職理事長である。

「学校法人タイケン国際学園」と言うのは、「日本ウエルネス高等学校」を運営しているようだが、私立高校であれば国および地方公共団体からの経常費助成の対象であろうし、少なからぬ金額の国民/市民の血税が交付されているものと思われる。

人間(ひと)の教育に携わる学校というものは、社会性の大きいものである。

社会的なインパクトと言う点では、学校法人の現職理事長がディプロマ・ミルの学位商法に走っていた「タイケン」の方が遥かに大きいだろうか。

タイケン学園の疑惑(続)

この手の”大学”の詳細な紹介で知られる、「ベアーズ・ガイド」(http://en.wikipedia.org/wiki/John_Bear)での、タイケン学園関連の”大学”の記述は次のようになっている。

Taiken University

See: Taiken Wilmington University

Taiken Wilmington University

This school was advertised in USA Today in mid-1997; when we called to request literature, the woman answering the phone said that she didn’t know where the university was located.

As of August, 2002, the Web site was not available.

They incorporated in Hawaii in 1997, and the Web site (www.taikenwu.edu) was registered that year, with an address in Japan. Apparently the same as, or affiliated with, Taiken University.

There may also be or have been a connection either with Kensington University or former Kensington personnel, which we continue to look into.

Bear’s guide to Earning Degrees by distance Learning 15th Edition 2003


「タイケン大学(Taiken U)」と称するものと、「タイケン・ウィルミントン大学(Taiken Wilmington U)」と称するものがあったと言い、「ケンシントン大学(Kensington U)」との関係も示唆されている。

電話に応対した女性は、「大学が何所にあるのかは知らない」との返事だったとある。

「タイケン・ウィルミントン大学」がハワイで法人登記された1997年頃は、新聞広告など出していたようだが、2002年には、日本のアドレスで開設されていたという同大のホーム・ページも消えてしまったようである。

「タイケン・ウィルミントン大学JAPAN」と称したサイト(http://web.archive.org/web/20000607100153/http://www.taikenwu.edu/)の「学校の沿革」では、その他に「ウィルミントン大学(Wilmington U)ーカリフォルニア州」という名称も見える。

「タイケン大学」、「タイケン・ウィルミントン大学」、「タイケン・ウィルミントン大学JAPAN」、「ケンシントン大学」、「ウィルミントン大学」と、まあ随分と色々な”大学”を創っているものだが、これはもう創設者の個癖と言うほかないだろうか。

検索してもカリフォルニア州に在ったと言う、「ウィルミントン大学」というのは足跡が残っていないようで、実際に登記されていたのか不明だが、「タイケン大学(Taiken University)」と称するものは足跡が残っているようである。(http://www.orangecountyshopping.com/oceducation.htm)

Taiken University

401 N Brookhurst St. #114

Anaheim, CA 92801-1143

Tel 714-254-0114


アナハイムの2階建ての小さめな雑居オフィースの一室に、”タイケン大学”は在ったようだ。

「米国でのスクーリング

-----------------------------------------------------------

本学では、米国本校であるタイケン大学(米国/カリフォルニア州オレンジカウティー郡)にて、約1ヶ月間程度の短期の必修スクーリングが実施されます。今まで修得した英語力を確かめる絶好の機会です


本来の科目学習以外にも、異文化コミュニケーションの向上、雄大な自然環境の見学、キャンパスから10分で行けるディズニーランド見学やドジャーススタジアムの観戦など盛り沢山のプログラムが組まれています。さまざまなシチュエーションでの語学力の確認は勿論、国際感覚をじっくり学ぶことができます。」




と、タイケン・ウィルミントン大学JAPAN校のサイトにあるが、ここの一室がその「米国タイケン大学本校」のあったところとなる。

大学というよりは、「旅行代理店」のオフィースといった雰囲気であるが。

TaikenWi

ハワイ州に登記した、「タイケン・ウィルミントン大学(Taiken Wilmington University Inc.)」の大学所在地は既述の通りで、個人住宅である。

TAIKEN WILMINGTON UNIVERSITY INC.

430 LANIPUAO ST

HONOLULU, Hawaii 96825

ハワイの不動産屋のサイトを眺めると、1966年の築でちょっと古いが、3寝室2浴室の平屋で、2001年に$31万ドルで売れており、悪くも無い物件である。(http://www.realtor.com/property-detail/430-Lanipuao-St_Honolulu_HI_96825_40c41e00?source=web

ここが、米国の総合大学である「タイケン・ウィルミントン大学」の、大学本校および大学院であったことになる。
TaikenHWI


























「ベアーズ・ガイド」をはじめ、オレゴン州やミシガン州などの”この手の大学”リストにも載っているので、タイケン学園関連の「タイケン・ウィルミントン大学」等は、この世界での謂わば”公認大学”と言えようか。


                                                                                        










http://www.michigan.gov/documents/Non-accreditedSchools_78090_7.pdf

http://www.osac.state.or.us/oda/unaccredited.aspx




学校法人タイケン学園 広報室情報管理担当だという先日のe-mailについては、当方から返信は出したものの、その後未だ返答が無い。


「当学園の運営・営業に多大な支障をきたす行為であり、看過できません。」ともあったので、多大な支障が発生しているのでは、非常緊急で御苦労な事だと思い、折り返しで返事を出したのだが。

これは、「タイケンウィルミントン大学JAPAN事務局」からだそうだが、「抗議のメール」という似たような経緯を体験された方もおられるようだ。



http://camp.ff.tku.ac.jp/TOOL-BOX/JapanUNIV/JUnot-removed.html

遣り取りの詳細は不明だが、本題から外れてしまう不要不急なイザコザは避けて、相手を徒に刺激しないで収める、というのは賢明で紳士的であり、理に適っている措置だろう。

時に必要であれば、戦う事も又、理に適っていることになるだろうか。

「看過できません」としている処は、「学校法人タイケン学園 広報室情報管理担当」は当然把握しているのだろうし、柴岡三千夫の件は当人が一番良く知っている自分自身の事であろうし、考えることも無い話だろうが。「返信e-mailは受け取っておりません」とか、或いは「当学園からe-mailは出しておりません」とか言うことも有得るのだろうか?



「情報管理担当」と称しており、当ブログをチェックして抗議e-mailを寄越したものだろうから、ここは覗いているのであろう。



リマインドで当方返信e-mailを再掲示しておく。

◇◇◇(注;時間表示はPST。東京時間は+17時間)









From: Toshi Hino<Bandoalpha@msn.com>To: <koho@taiken.ac.jp>
Sent: Monday, February 15, 2010 9:06 PM

Subject: こんにちは

前略、下記e-mail受け取っております。


小生の記述に関し、事実の誤認に基づくもの等が在るとのご指摘ですね。

ウェブ上の情報が事実であるとは限らず、例え官庁のものであっても間違いということはあり得るものと考えております。

小生としては、若し事実とは異なる事項があれば、積極的に真実を記述し、掲示する姿勢でおります。

小生の理解力が不足なのか、貴e-mailからでは、何処が問題で何処をどう変更および削除せよと言うのか不明です。



ご指摘事項について、「問題とするその根拠を示して、具体的に明示」戴ければと思います。


当問題の根源は、貴学園理事長でもある、柴岡三千夫氏の下記の行為にあることと存じますので、ご回答いただけますようお願い申し上げます。



タイケン学園グループ


柴岡三千夫 殿

益々ご壮健のことと存じます。
小生はディプロマ・ミル(学位商法)を勉強しておるToshi Hinoと申す者です。
日本の近年の教育界の荒廃については憂うるところです。


さて、下記の件、御確認戴きたいと思います。

(記)
貴殿は、「TAIKEN WILMINGTON UNIVERSITY(設立登記1997年2月13日、於ハワイ州)」なる法人の設立及びビジネス等に関与されましたか?

以上

Toshi Hino
Bandoalpha@msn.com


◇◇◇貴e-mail◇◇◇

From: ”タイケン学園広報企画室”(koho@taiken.ac.jp)
To: <bandoalpha@msn.com>

Sent: Sunday, February 14, 2010 8:44 PM

Subject: 学校法人タイケン学園広報室です


学校法人タイケン学園広報室です。

こんにちは。

下記、ページの記載についていくつかお伝えいたします。


http://d.hatena.ne.jp/Bandoalpha/20100211

Toshi Hino様が知り得た事柄を自ら情報発信されることについて、当方としては口をはさむ立場にありません。

その一方で、当学園に関する、(1)事実誤認の記述、(2)個人情報に関わる記述、(3)推測に基づく記述、は当学園の運営・営業に多大な支障をきたす行為であり、看過できません。

当該ページには、(1)(2)(3)、全てが盛り込まれています。

個人情報保護法と併せて、お国が言う「プライバシー等の個人の権利利益侵害の危険性・不安感増大」に抵触する記述も見られます。


上記を理解の上、近日中に(1)(2)(3)に該当する記述の変更及び削除をいただきますよう、よろしくお願いします。

なお、お手数ですが、変更及び削除をされた後に、その「日時」を当方に連絡をいただけると幸いです。

----------------------------------------

学校法人タイケン学園 広報室情報管理担当 

〒175-0094 東京都板橋区成増1-12-19


TEL 03-3938-8689 FAX 03-3938-8313

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◇◇◇


タイケン学園の「お問い合わせ先」と言うのを眺めると、「XXX@taiken.ac.jp」を使っているのは以下のようだ(http://www.taiken.ac.jp/contact.html)。


●日本ウェルネス歯科衛生専門学校


●日本ウェルネススポーツ専門学校北九州校

●日本ウェルネス高等学校



そして、


●ウェルネス保育園入園相談

よくわからんオーガナイゼーションである。







タイケン学園グループ

なにか「学校法人タイケン学園 広報室情報管理担当」と称するところからe-mailが入っていたのだが。

当方の記述に、「当学園に関する、(1)事実誤認の記述、(2)個人情報に基づく記述、(3)推測に基づく記述」があるので、「変更および削除をされ」、「その「日時」を当方に連絡を」せよと言う事である。

個人情報保護法と併せて、「プライバシー等の個人の権利利益侵害の危険性・不安感増大」に抵触する記述も見られる」ともあり、強調したいと言うことだろうか?ここは大きなサイズの字を使用してあった。

私が問題としているのは、ディプロマ・ミルの「TAIKEN WILMINGTON UNIVERSITY」である。

米国ハワイ州に登記されていたこの法人の代表(President)は、「MICHIO SHIBAOKA」とあり、種々の情報からすると、タイケン学園グループの「柴岡三千夫」である可能性が極めて高いと思われる。

柴岡三千夫は「学校法人タイケン学園」の理事長でもあるわけだが、「タイケンウィルミントン大学JAPAN」と称した同”大学”のサイトでは、同大は「タイケン学園グループの高等教育機関のひとつ」と称している(http://web.archive.org/web/20000607100153/http://www.taikenwu.edu/)。

同じ「タイケン学園グループ」として「学校法人タイケン学園」も入るのだろうが、「学校法人タイケン学園」を問題とし、非難攻撃しているわけでは無い。

e-mailは、問題とする根拠が示されておらず具体的に明示がされてはいないので、「学校法人タイケン学園 広報室情報管理担当」に詳細を問い合わせ中なのだが、ハワイ州に登記された「TAIKEN WILMINGTON UNIVERSITY」の「MICHIO SHIBAOKA」と言う者は同名異人である、とか、「タイケンウィルミントン大学JAPAN」のサイトなどもタイケン学園グループとは全く関係の無い第三者が勝手に創作したものである、とかの可能性もゼロではないわけだろうか?

「何が問題なのかは自分で調べろや!」と言う事かも知れぬし、折角の機会であるから、”タイケン学園”の検索などしておこう。

「学校法人 タイケン学園グループ」との標題のサイト(http://www.taiken.ac.jp/about.html)の、「法人概要」によれば下記になっている。

◇◇◇

法人概要

名  称 学校法人 タイケン学園(TAIKEN GAKUEN)

所 在 地 東京都板橋区成増1-12-19  TEL 03-3938-8689

代 表 者 理事長  柴 岡  三千夫 (高知県宿毛市出身)

スタッフ数 約383名

生 徒 数 約2400名、(別途、準生徒数16559名)

内  容 スポーツ指導者、トレーナー、レジャーインストラクター、保育者、幼児教育者、I T技術者、アスリート、動物管理者、トリマー、海洋生物管理者、歯科衛生士、高等学校、保育園、医療、フードマイスター、幼少年スポーツ等の養成

設 置 校

日本ウェルネススポーツ専門学校

日本ウェルネススポーツ専門学校新潟校

日本ウェルネススポーツ専門学校広島校

日本ウェルネススポーツ専門学校北九州校

日本ウェルネス歯科衛生専門学校

日本ペット&アニマル専門学校

日本ウェルネス高等学校/沖縄・北九州・広島・名古屋・新潟・東京・水戸キャンパス

タイケンスポーツ学校

ウェルネス保育園/朝霞・新座志木

タイケンアカデミー

タイケンキャリアセンター

タイケングループ

財団法人  日本幼少年体育協会

社団法人  幼少年体育振興協会      

タイケン株式会社

NPO法人  全日本動物技術協会

株式会社 グッドスピード

NPO法人  日本スポーツ普及協会

学校法人 タイケン国際学園

NPO法人  国際交流教育機構

NPO法人 日本ウェルネススポーツ協会

◇◇◇

創設者の柴岡三千夫が一代で築いたようであるが、随分と色々な各種学校や団体を作っているものだが、これらを総称して「タイケン学園グループ」と称しているというところだろうか。

学校法人検索をみると、登録され存在するのは「学校法人 タイケン学園」と「学校法人 タイケン国際学園」の2つであるようだ。

「学校法人 タイケン学園グループ」と言う名称のものは見当らない。

◇◇◇

タイケン学園 (たいけんがくえん)

柴岡 三千夫 〒175-0094 東京都板橋区成増1-12-19

TEL 03-3938-5619 認可年月日 平成9年10月30日

日本ウェルネススポーツ専門学校 〒179-0071 東京都練馬区旭町3-23-22

柴岡 三千夫 TEL 03-3938-2372 認可年月日 平成9年10月30日 共学

日本ペットアンドアニマル専門学校 〒175-0093 東京都板橋区赤塚新町3-17-17

長尾 壯七 TEL 03-3938-8688 認可年月日 平成14年3月5日 共学

日本ウェルネススポーツ専門学校新潟校 〒949-7424 新潟県魚沼市明神17

畑 満秀 TEL 025-794-5599 認可年月日 平成16年1月16日 共学

日本ウェルネススポーツ専門学校広島校 〒729-6715 広島県世羅郡世羅町下律田577-1

平岡 信之 TEL 0847-39-8180 認可年月日 平成16年12月24日 共学

日本ウェルネス歯科衛生専門学校 〒175-0094 東京都板橋区成増1-2-5

古山 俊介 TEL 03-5968-3211 認可年月日 昭和56年4月1日 共学

日本ウェルネススポーツ専門学校北九州校 〒805-0043 福岡県北九州市八幡東区勝山2-7-5

鈴木 博貴 TEL 093-654-3677 認可年月日 平成18年3月29日 共学

広島児童文化専門学校

〒739-0321 広島県広島市安芸区中野2-21-26-7

TEL 082-892-1773 認可年月日 平成19年10月30日

http://meibo.shigaku.go.jp/houjin_n?g_id=42129

◇◇◇

◇◇◇

タイケン国際学園 (たいけんこくさいがくえん)

柴岡 三千夫 〒794-1307 愛媛県今治市大三島町口総4010

TEL 0897-74-1356 認可年月日 平成18年2月10日

日本ウェルネス高等学校 〒794-1307 愛媛県今治市大三島町口総4010

柴岡 信一郎 TEL 0897-74-1356 認可年月日 平成18年2月14日 共学

http://meibo.shigaku.go.jp/houjin_n?g_id=53326

◇◇◇

学校法人としては以上のような2分類になるだろうか。

北海道千歳市と埼玉県嵐山町にもタイケン学園による施設開設の話があったようであるが、これらは実現はしていないようである。

「千歳民報」

http://www.tomamin.co.jp/2005/cp050809.htm

http://www.tomamin.co.jp/2005/cp051006.htm

「嵐山町議会議事録」ー(日程第5の項)

http://www.town.ranzan.saitama.jp/town/0500gikai/kaigiroku/H2106T01.html

各種の学校を経営し発展しているのは結構なことであり、それに関して私が何も言う事は無いのだが、、違法性が高く反社会的な行為である、「ディプロマ・ミル(学位商法)」に、柴岡三千夫理事長が若し関与していたとなれば、話は別である。

事実を知っておく必要が生じる。

私は私立探偵ではないし、特別な情報を入手出来るような立場の人間でも無いので、ここで引用している資料の類は全て一般に公開されている、誰もが入手可能な、所謂パブリック・レコードの類である。

ハワイ州での法人定款の公開なども、一般が知る必要があり、州が広く一般に知らしめる必要があると認識してのものであろう。

向こうから送信して来たe-mailであるし、下記のように返信しておいたのだが、何かしらの返事はあるだろうか。

◇◇◇

前略、下記e-mail受け取っております。

小生の記述に関し、事実の誤認に基づくもの等が在るとのご指摘ですね。

ウェブ上の情報が事実であるとは限らず、例え官庁のものであっても間違いということはあり得るものと考えております。

小生としては、若し事実とは異なる事項があれば、積極的に真実を記述し、掲示する姿勢でおります。

小生の理解力が不足なのか、貴e-mailからでは、何処が問題で何処をどう変更および削除せよと言うのか不明です。

ご指摘事項について、「問題とするその根拠を示して、具体的に明示」戴ければと思います。

当問題の根源は、貴学園理事長でもある、柴岡三千夫氏の下記の行為にあることと存じますので、ご回答いただけますようお願い申し上げます。

タイケン学園グループ

柴岡三千夫 殿

益々ご壮健のことと存じます。

小生はディプロマ・ミル(学位商法)を勉強しておるToshi Hinoと申す者です。

日本の近年の教育界の荒廃については憂うるところです。

さて、下記の件、御確認戴きたいと思います。

(記)

貴殿は、「TAIKEN WILMINGTON UNIVERSITY(設立登記1997年2月13日、於ハワイ州)」なる法人の設立及びビジネス等に関与されましたか?

以上

Toshi Hino

Bandoalpha@msn.com

◇◇◇

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