Seesaaブログで2012年7月12日記載のもの。

☆☆☆
石川県志賀町小泉勝町長の、学歴詐称疑惑告発に対する金沢地検の不起訴処分、及び審査申し立てへの金沢検察審査会の議決結果に関する読売新聞と中日新聞の記事である。

AA (640x225)

BB (640x178)

これを読む限り、担当検事や検察審査会の委員は、「学位記である卒業証書」と本人の「成績証明書」を検証したうえで、学位を取得し卒業したもの(卒業したと考えるに十分な証拠)と判断したと受け取れよう。

これまでに度々述べてきたところであるのだが、成績証明書の内容を検証すれば、短期大学士の学位取得に最低でも必要とされる60セメスター単位は取得しておらず(短大課程前の基礎英語教科のInstitutional Creditを除くと、短大課程の取得単位は56単位)、また、学位記に記されている「Applied Arts(応用美術)」という学位プログラムはWood Jr. Collegeの短大要覧には記載が無く、そのプログラムに見合う教科も同校に存在していないものである。

成績証明書の検証から解るのは、短期大学士学位を取得し卒業したとする根拠が何も無い。

ということなのである。
米国で大学関係者にこの成績証明書を見せて、「ああ、これは間違いなく卒業してますね」と言う人はいない。
それが、日本ではどうしたことか卒業したとするのに十分と公式に解釈されるという、不思議な事態となっている。

☆☆☆