小泉勝町長は、雇った弁護士経由で成績証明書を取り寄せた?失くした?いや成績証明書を持っている?とか言う話もあるようだが、未だに町議会に成績証明書を提出してはいないようだ。

学位取得・卒業を公式に証明できる書類である「成績証明書(Transcript)」を、何ヶ月経ってもその提出要請に応じていないとは一体どうゆうことなのか?

普通の常識を持ち合わせている人なら、「これは重大な何かを示唆している」と思料するだろうし、そう思われても仕方の無い行動だろう。

俗な言葉でいえば、「これは臭い」「ナントカ牧場の豚より臭い」「小泉は(学位詐称を)やっとるな」・・・ということになり、町民の間に本来不要の疑惑と混乱を生じさせているわけだが、町長という立場からすれば、町に広がる疑惑・混乱があれば、速やかにこれを解決・収拾する立場でこそあれ、自らが疑惑・混乱の発生源になるとは、心外なことであろう。

速やかに成績証明書を提出すべきなわけだが、ただ、普通であれば本人が取り寄せた封印された成績証明書を議会に提出するだけだろうが、雇った弁護士を通じて取り寄せるのだと言い、日米何人かの人手を通すわけだろうから、これでは、所謂ニセものと差し替わる疑惑を否定しきれず、受け手は素直には受け取れまい。

町民が町長を信じられないとは情けない話だが、ここまで話がこじれてしまった責任の一端も又これまでの町長の姿勢にあると言えようか。

この侭ズルズル有耶無耶というわけには行くまいし、ここはひとつ「仕切り直し」して、町長、町長が雇った弁護士、議長、議員有志、市民有志などが一同に会した場で、小泉町長が、取り寄せ送付先を議長宛とした成績証明書請求書を封筒に収め、投函し、直接議長宛これを取り寄せてはどうか?

成績証明書請求書(Wood College Transcript Request)はご覧の通りの至って簡単なものであり、解るところは青で適当にサンプル記入してみた。

町議会議長の英訳や、住所等は適当であるから正式なものをチェックされたい。年金番号(Social Security No.)は多分取得していないと思われるが、あれば番号を記入。取り寄せ部数は2部までは一部に付き$10。それ以上は$2/部とあるから、取り寄せ必要部数に応じた手数料を国際郵便為替なりで同封すればよいのだろう。

赤で囲ったところは、生年月日や電話番号、そして小泉氏本人のサインである。

f:id:Bandoalpha:20110213170550j:image

取り寄せた成績証明書に、学位や卒業の記載があれば、これは間違いなく卒業していたということになり、記載が無ければ、それは、泣いても笑っても「無かった」という事である。

或いは、”私は学位取得に十分な単位を間違いなく履修取得していた筈である”等という、所謂学校事務処理の間違いと思うところがあれば、本人が成績証明書を管理する学校なりに、根拠を示して訂正申し立てをし、受け入れられれば、訂正された成績証明書を再度新たに取り寄せることとなるだろうか。

成績証明書は基本的には本人以外取り寄せが出来ないものであり、個人情報保護の壁があるから、例え弁護士といえども正当な手続き無くしてこれを入手することは出来ない筈のものである。

個人の公式の教育記録である成績証明書は、本来本人が取り寄せ手続きするものであり、また、小泉氏が直接取り寄せる手続きを忌避・逡巡する合理的な理由も無いはずである。

尤も、こんな事を書いたところで、「相手にする積りはない」と言われそうだが。