小泉勝町長が、”間違いなく卒業している”と主張する米国短大の卒業を証明する、「成績証明書(Transcript)」の提出は、町長は弁護士経由でこれを取り寄せるとのことだが、弁護士と打ち合わせ中なのだろうか? まだ手配がされていないようであり、まだまだ時間が掛かりそうな様子である。

成績証明書といった学校の教育事実の証明書の類は、本人が母校なりに請求して取り寄せるだけのものだろうし、何故そこにわざわざ弁護士を介入させる必要があるのか? 極めて不自然であり、私のような一般の人間や、町民の目線からは理解に苦しむところになる。

小泉町長が卒業したとする米国短大(Wood Jr. College)の教育記録を現在管理する大学(Millsaps College)では、本人の教育記録に照らして「コイズミ氏は卒業していない」と答えているので、どちらかが虚偽(ウソ)ということになる。

虚偽を行うには、動機というものがそこにはあるわけだろうが、米国の大学(Millsaps College)が、遥か東洋、日本国は石川県羽咋郡志賀町の、小泉勝町長に関して、利害の関係があるとは思えず、だいいちコイズミ某と言っても何者かも知らないであろう。

一方、「米国短大中退」と言うのと、「米国短大卒業」と言うのとでは、人に与える印象は大分違うだろうし、遠い米国の学校でありコンタクトが難しい、しかも2003年に閉校してしまっている、選挙で何が何でも当選したい、となれば、残念ながら小泉町長側には、”悪魔の誘い”がそこには存在すると言えようか。

虚偽事項の公表による「公職選挙法違反」というのは、立派な犯罪行為になるのだろうし、学校側が「卒業していない」と言っていると聞いたら、これは犯罪者呼ばわりされたも同然になるのだから、卒業を確信していれば普通なら、「人違いだろ? 何かの間違いだろ? この通り卒業証書もある。」と真っ先に本人が大学に確認し、謂われ無き誹謗中傷を断固排撃し、志賀町長という公人としての名誉を守るだろうが、そうゆうことが一切無く、”弁護士を呼ぶ”というのも、怪しさ満点になっている。

小泉町長の”卒業証書”とするものに記載の学位も、「Associate of Applied Arts」となっているが、Wood Jr. Collegeの学位コースは、「Associate of arts」と、「Associate of Applied Science」であった。

学位で「Arts」と言う場合は、「Liberal Arts」と言われるような人文科学、社会科学といった教養分野になるだろうが、「Applied Arts」と言った場合は、より実際的、実務的な、芸術科・デザイン科とでも言うような全く違う分野になるようである。

http://wiki.answers.com/Q/Is_associate_in_applied_arts_the_same_asassociate_of_arts_degree

http://faa.illinois.edu/

http://en.wikipedia.org/wiki/Applied_arts

Wood Jr. Collegeの、”Applied Arts学位”を持つ者は、おそらく小泉勝氏ひとりであろう。

Woodの教育記録を管理しているMillsaps Collegeは、学生の教育記録の取り扱いについては、連邦法FERPA(Family Educational Rghts and Privacy Act)遵守を謳っている。

http://www.millsaps.edu/alumni_friends/records_office_getting_a_transcript.php

FERPAでは、元学生だった者の学位や卒業の有無(Directory Information)については、条件無しで開示も可能としているようである(99-37)。

http://www.access.gpo.gov/nara/cfr/waisidx_01/34cfr99_01.html

jurisdictionー法の及ぶ範囲、司法管轄権ーなどと言う事もあるから、日本に居る者が問い合わせる場合は支障があるかも知れないが、米国に支局などを置く新聞社等公共性を持つ報道機関が問い合わせれば、こうゆう事に慣れていない大学の場合は多少時間が掛ったりするかもしれないが、小泉氏の卒業の有無をマスコミ各社も確認出来る可能性があると思われる。

成績証明書(Transcript)自体の閲覧等アクセスには、本人以外では司法の介入を必要とするだろうか。