イオンドの掲示板コーナーに、「No:142 イオンド大学ハワイ校の顧問弁護士を解任した件」というのが出ている。(http://www.iond-univ.org/bbs/bbs.cgi#anchor1

被告側が途中で弁護士を変更するということは有り得るにしても、10月13日の法廷審理を目前にしたこの時期になって「顧問弁護士を解任しました」、というようなことは普通は考え難いので、ハワイ州の当該裁判情報を確認しみると下記の情報が載っている。(http://hoohiki1.courts.state.hi.us/jud/Hoohiki/main.htm  イオンド裁判のCase IDは、1CC071001671)

Case Title: STATE OF HAWAII VS IOND UNIVERSITY

Date of Filing: 09-03-2008

Doc. Name:

MOTION OF KAWAMURA LAW OFFICE TO WITHDRAW AS COUNSEL FOR DEFENDANT IOND UNIVERSITY; MEMORANDUM IN SUPPORT OF MOTION; DECLARATION OF ROBERT D KAWAMURA; NOTICE OF HEARING; C/S

Filing Party Name: KAWAMURA, ROBER

Comments: (HRG 10/6/08 @ 3:00PM BEFORE J/CHANG)」

KAWAMURA弁護士事務所が被告イオンドの顧問弁護から手を退くことを申し出ている。

ハワイに於けるイオンドの弁護士というのは、ハワイ州当局がイオンド”大学”に最初に着目して質問状を送付した2001年7月の時点ではDonald Hidani弁護士であったが、その後間もなく替わり、同年11月にはJeffrey S. Piper弁護士の名前が出てくる。(http://hawaii.gov/dcca/areas/ocp/udgi/lawsuits/ionduniversity/  項目17、22、24)

今回も、2007年9月に州より提訴されて以来イオンドの弁護を担当していたRobert Kawamura弁護士が、1年で、それも一番肝心な法廷審理開始の直前になって手を退くこととなった。

どうしたことであろうか、イオンドの弁護士というのは長くは続かないようである。

Defence Attorneyというのは法の下で被告の権利を最大限庇護してやることが仕事となるだろうが、イオンドへの判決自体はもう見えているとしても、中野幾雄等被告への判決内容の軽重に関しては弁護人の存在は大きいだろうし、今迄被告イオンドの弁護を務めてきたKawamura弁護士に、ここで突然手を引かれる影響は決して小さいものではないであろう。 しかも、後任弁護士の当ても未だ無いのだという。

こうゆう事をこうゆう時に平然と起してしまうイオンドには、「さすが」と言うほか無いわけだが。(苦笑)

Kawamura弁護士が、ここに来て突然手を引くことになったのは、「2万ドルを即時に払って欲しい」「突拍子も無い高額な手数料即時支払い要求」と言うことをイオンドは上げているが、弁護士費用については通常依頼を行なう時点で必ず出ている話であろうし、依頼契約にも無いような「突拍子も無い高額な手数料即時支払い要求」が突如として弁護士から出てくるということはきわめて考え難い。

Robert Kawamura弁護士というのは、1990年頃からホノルルで弁護士事務所を開いているようであり、交通事故での死傷や、隣の犬に咬まれて怪我した等の個人傷害倍賞を専門に、成功報酬ベースでの扱い等、一般庶民相手の所謂「町の弁護屋さん」であるから、弁護士報酬についても巨大弁護士事務所のパートナーのようなことは無いであろう。

イオンドのようなケースでは「成功報酬」というのはちょっと無理だとしても、毎月締めでリーズナブルな弁護士費用の請求がなされているというところではなかろうか。

報酬支払いのトラブルが両者間に起きていたのだとすれば、イオンド側が通常の支払いを滞らせた可能性のほうがはるかに高いであろう。

裁判費用の資金について話題にもなっていないにも拘らず、突然意味不明の潤沢な資金の説明の記述が出たり(No.136)、今回の件でも費用に関して些かくどい記述になっており、イオンド独特の転倒・倒錯の世界からすると、事業運転資金の問題がイオンドに生じているとしても不思議ではない感じである。

ニセ博士号等の学位商品の製造原価は紙と盾の金属板程度であろうし、最近は難しいとしても、最初の頃は結構な「アガリ」はあったのだろうから、相当な資金プールはある筈とも思えるが、(株)IOND Universityの出資者でありオーナーであろう黒須英治(中杉弘?)の関心は新たに同じ事務所に興した(株)湯河原温泉物産とか言う会社に向いており、最早「死に体であるイオンド大学」へ「棄て銭」はしないというところだろうか。(http://jp.youtube.com/watch?v=O5QDzoq3uvc

ちなみに、「ハワイ校の清水学長からは、」「むしろ歓迎するべき事態です。」「とのコメントが出されています」とある。 顧問弁護人が消えてむしろ良かった、と言うのだから、こんなおめでたい話はない。

今夜はイオンドの諸君とお互いこのニュ-スを祝い、KAWAMURA弁護士に乾杯しようではないか。