日本の日曜日(12月23日)4時pmからの、「FNN特命取材班・報道A2007」という番組で、「独走取材・学歴汚染第2弾…あの有名教授までも」というのをやるそうだ。

(番組内容スケジュールは変更?になる場合もあるようなので要チェック:http://www.fujitv.co.jp/tokuhen/07win_new/b_hp/1223hodo.html

こちらでは見る事は出来ないが、副題に「☆今夏発表された熊本大学教授のニセ学位…取材によりニセ博士号しか持たない教授がまだいることが判明・…彼らを直撃取材」となっているので、”偽”博士を色々な機会で誇示していた大学教授に「今のお気持どうですか?」「なにかコメントは?」と、直截にマイクを向けたものなのだろう。

素直に、「自分が甘かった」と反省する人から、「何の問題も無い。と居直る」とか「何とか理由を見つけて言い逃れ」とか、「心理学からいくと、ここは黙秘がいちばん」等、色々いるのだろうが、米国の大学の博士号が、日本語の論文や、或は著書などの業績を評価されて取得出来るものだ、と考える事は常軌を逸しているだろう。

紅顔、詰襟の学生服で上野のホームに降り立ってから、苦節五十年。脇目も振らずにやって来ました! というオヤジさんならば兎も角として、高等教育機関の大学で、研究と教職に就いている人では。

まして、クレイトンとかイオンドとかの”米国大学の日本校”と称するものは、雑居ビルの一室であり、大学施設というものからは程遠いものだ。

大学の教授が、「全く疑問に思わなかった」というのは通じまい。

そうゆう立場の人が、「誤魔化し」、「被害者ぶる」ところが面白可笑しいので、TV番組中で、哂えるところになるだろうか。

教授のなかには、「公式な学位と信じてきたので残念」とのたまった方もいたようだが、これなどは例えて言えば、寿司屋のオヤジが、妙な外来魚の脂身を”トロ”と称して客に出し、「なんだ?、これ!」と指摘されて、「ホンモノのトロだと信じてきたので残念!」と言ったところか。

「末は博士か、大臣か」という言葉があるが、大学教授とは教職の最高位であり、まして博士と言えば、社会的評価はきわめて高いのだろうし、偽博士号の使用で日本の高等教育を卑しめ、更には自己の責任を誤魔化そうという方は、社会的に厳しく追求を受けて然るべきだろう。

こういった社会問題の警鐘を逸早く世に鳴らしてゆくというのは、報道機関の使命でもあるだろう。