Bandoalphaのざっ記ー学位商法問題

主として米国発の真正でない学位や大学などの、所謂「ディプロマ・ミル」、「ディグリー・ミル」の問題を取り上げています。 当ブログ記載事項の著作権は著作者に帰属します。無断での引用は、法の定めるところに則り、各人の責任において御自由にされて下さい。 御意見などございましたらこちらへ。 Bandoalpha@msn.com  Toshi Hino/檜野俊弘

2011年01月

ノー・コメント?・・小泉町長学歴詐称疑惑

志賀町議会が、小泉町長に、米国短大の卒業を証明できる成績証明書の提出を求める動議を可決したのが、昨年12月3日。

市民団体「オンブズマン志賀」が、小泉町長に成績証明書の提出を促す嘆願書を提出したのは、11月12日と云う。

もう大分経っているわけだが、未だに小泉勝町長が、”間違いなく卒業している”と主張する米国短大(Wood Jr. College)を卒業したことを証明する、成績証明書を取り寄せる手続きを済ませたという話を聞かない。

町議会も、オンブズマン団体というのも、「志賀町民の声」なのだろうから、町長である以上小泉勝氏は、成績証明書の取り寄せが遅れている自身の事情がなにかあるのであれば、町民への説明が要ることと思うが、何の説明もないようである。

町長の学歴詐称疑惑を報道した地元新聞社なども継続して取材しているものと思われるが、何の報道もないところを見ると、この件に関する町長の姿勢としては、”ノー・コメント”という事になるだろうか。

”卒業している”と断乎主張して通し、但しこれを証明する事は避けて通して、真実については所謂ウヤムヤで終わらせようということだろうか?

○該米国短大の教育記録を現在管理している学校(Millsaps College)では、「小泉氏は卒業していない」と回答していること。

○小泉町長が平成22年5月頃から公開したという”短大卒業証書”に記載されていた学位(Associate of Applied Arts)は、当時の該短大の大学案内(Catalog)の記載学位や、教科に照らして、同学位コースが短大に存在していた可能性が極めて低いこと。

等からして、小泉町長の学歴詐称の疑惑が指摘されるわけだが、本人が卒業を証明できる成績証明書を取り寄せ、これを提示することを今日に至るも忌避しているのは、都合の悪い真実が露見してしまうから、と思われても仕方ないのではあるまいか。

卒業証書ばかりでなく、”卒業アルバム”もあるのだと云う。 このアルバムも、卒業の証として新聞記者等に公開していたようだが、卒業の確実な証明となる成績証明書の取り寄せと公開は避けて、こうゆうものは積極的に公開しているというのも、些か奇妙な話である。

もし、米国短大卒業の事実が無く、学歴詐称であったということになれば、単なる記憶違いや勘違いといった要素は無いこととなり、些か重いことになるだろうか。

「私は間違いなくウッドジュニアカレッジを卒業しております。このような誹謗中傷は、誹謗中傷をすることにより、私の子供にまで被害が及んでおります。」(小泉町長12/3答弁:http://www.town.shika.lg.jp/shikasypher/open_imgs/info//0000000003_0000012299.pdf

とのことだが、自分の子供の心配も良いのだが、志賀町には8つの町立小学校と2つの町立中学校があるようであり、高校もあるだろうし、これから桜の花の季節になれば、町長として晴れの卒業式や入学式に、来賓として高いところに臨席する機会も多いことだろう。

小学校も高学年になれば、世の中のことを自分で調べたり、考えたりもし始めるだろうし、まして中学生や高校生では。

自分の学歴に説明が付かないような胡散臭いことでは、町長として、どうゆう顔をして、純真な町の子供たちや、若い人に向き合う積りなのか?

誰かが嘘をついている・・小泉町長学歴詐称疑惑

小泉勝町長が、”間違いなく卒業している”と主張する米国短大の卒業を証明する、「成績証明書(Transcript)」の提出は、町長は弁護士経由でこれを取り寄せるとのことだが、弁護士と打ち合わせ中なのだろうか? まだ手配がされていないようであり、まだまだ時間が掛かりそうな様子である。

成績証明書といった学校の教育事実の証明書の類は、本人が母校なりに請求して取り寄せるだけのものだろうし、何故そこにわざわざ弁護士を介入させる必要があるのか? 極めて不自然であり、私のような一般の人間や、町民の目線からは理解に苦しむところになる。

小泉町長が卒業したとする米国短大(Wood Jr. College)の教育記録を現在管理する大学(Millsaps College)では、本人の教育記録に照らして「コイズミ氏は卒業していない」と答えているので、どちらかが虚偽(ウソ)ということになる。

虚偽を行うには、動機というものがそこにはあるわけだろうが、米国の大学(Millsaps College)が、遥か東洋、日本国は石川県羽咋郡志賀町の、小泉勝町長に関して、利害の関係があるとは思えず、だいいちコイズミ某と言っても何者かも知らないであろう。

一方、「米国短大中退」と言うのと、「米国短大卒業」と言うのとでは、人に与える印象は大分違うだろうし、遠い米国の学校でありコンタクトが難しい、しかも2003年に閉校してしまっている、選挙で何が何でも当選したい、となれば、残念ながら小泉町長側には、”悪魔の誘い”がそこには存在すると言えようか。

虚偽事項の公表による「公職選挙法違反」というのは、立派な犯罪行為になるのだろうし、学校側が「卒業していない」と言っていると聞いたら、これは犯罪者呼ばわりされたも同然になるのだから、卒業を確信していれば普通なら、「人違いだろ? 何かの間違いだろ? この通り卒業証書もある。」と真っ先に本人が大学に確認し、謂われ無き誹謗中傷を断固排撃し、志賀町長という公人としての名誉を守るだろうが、そうゆうことが一切無く、”弁護士を呼ぶ”というのも、怪しさ満点になっている。

小泉町長の”卒業証書”とするものに記載の学位も、「Associate of Applied Arts」となっているが、Wood Jr. Collegeの学位コースは、「Associate of arts」と、「Associate of Applied Science」であった。

学位で「Arts」と言う場合は、「Liberal Arts」と言われるような人文科学、社会科学といった教養分野になるだろうが、「Applied Arts」と言った場合は、より実際的、実務的な、芸術科・デザイン科とでも言うような全く違う分野になるようである。

http://wiki.answers.com/Q/Is_associate_in_applied_arts_the_same_asassociate_of_arts_degree

http://faa.illinois.edu/

http://en.wikipedia.org/wiki/Applied_arts

Wood Jr. Collegeの、”Applied Arts学位”を持つ者は、おそらく小泉勝氏ひとりであろう。

Woodの教育記録を管理しているMillsaps Collegeは、学生の教育記録の取り扱いについては、連邦法FERPA(Family Educational Rghts and Privacy Act)遵守を謳っている。

http://www.millsaps.edu/alumni_friends/records_office_getting_a_transcript.php

FERPAでは、元学生だった者の学位や卒業の有無(Directory Information)については、条件無しで開示も可能としているようである(99-37)。

http://www.access.gpo.gov/nara/cfr/waisidx_01/34cfr99_01.html

jurisdictionー法の及ぶ範囲、司法管轄権ーなどと言う事もあるから、日本に居る者が問い合わせる場合は支障があるかも知れないが、米国に支局などを置く新聞社等公共性を持つ報道機関が問い合わせれば、こうゆう事に慣れていない大学の場合は多少時間が掛ったりするかもしれないが、小泉氏の卒業の有無をマスコミ各社も確認出来る可能性があると思われる。

成績証明書(Transcript)自体の閲覧等アクセスには、本人以外では司法の介入を必要とするだろうか。

新しい年を迎えた町長学歴詐称疑惑

学位の取得すなわち卒業したことを示す成績証明書を、本人が取得・提示することがない侭、志賀町の小泉勝町長の「学歴詐称疑惑」は新しい年を迎えている。

昨年12月3日の町議会での会議録を眺めると、越後敏明議員の、「町長は公人として疑惑解決する為にも、成績証明書を提示するのが町長の責務だと思いますが、どうお考えなのか」との質疑に対し、小泉町長は、

「私の最終学歴に関してのご質問でありますが、ここに、議場においでる皆様方、そして、この放送を聞いている町民の皆さん、私は間違いなくウッドジュニアカレッジを卒業しております。このような誹謗中傷は、誹謗中傷をすることにより、私の子供にまで被害が及んでおります。このことは許される行為ではないと思っております。小島氏のホームページでの掲載内容は、大変遺憾に思っております。

今後、弁護士を介して、小島氏に説明を求めたいと思っており、場合によっては、法的措置も視野に入れて対応して行きたいと考えております。

以上であります。」

との答弁であり、越後議員は再度質疑し、

「小島氏に対して、訴訟も考えておいでるとの事ですけども、まず、それではいつまでたっても疑惑がはれませんと思いますので、まず成績証明書たるものを提示していただきたいと思いますが、どのようにお考えですか。」

と質したのに対し小泉町長は、

「先ほど、お話をしましたように、小島氏に対しては、弁護士を通してそのような成績証明書も証明していくようなことがあれば、証明をしていきたいと考えております。」

と、答弁している。

”卒業した”短大の、成績証明書を取得し町民へ開示すれば、学歴詐称疑惑への答えは一発で明かなわけであるが、成績証明書の取得・提示には、なにかしら抵抗がある様子が窺える。

同日「小泉町長に対して、ウッドジュニアカレッジ成績証明の提出を求める動議」が賛成多数で可決されている。

http://www.town.shika.lg.jp/shikasypher/open_imgs/info//0000000003_0000012299.pdf

卒業あるいは入学といった事は、本人が自分で決められる事でなく、普通は学校側が裁定することではあるまいか。亜米利加の短大でも、これは同じだろう。

「間違いなく卒業している」あるいは、「間違いなく合格している」、と自分で判断主張して、それで合格や卒業が決まるのであれば、人生こんな楽しい事はないだろうが、相手のあることである。

小泉氏のWood短大留学時の教育記録を管理している大学(Millsaps College)が、「成績証明書によれば、小泉氏は卒業はしていない。」と回答を寄せているのであるから、本人の「間違いなく卒業している」との理解・判断とには、たいへんに大きな乖離があるわけで、普通の人であれば、これを聞いたら、本人が真っ先に大学に事実確認をするところではあるまいか?

卒業したことを証明する成績証明書の取得・提示を、飽く迄回避しようとするような小泉町長の姿勢には、町民の目線からは誰しも疑惑に思うところだろう。

政治家の学歴詐称では、古賀潤一郎元衆議院議員の、”ペパーダイン大学卒業”が記憶に新しいところだろうか。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E8%B3%80%E6%BD%A4%E4%B8%80%E9%83%8E

「弁護士を通じて卒業証書を受け取ったが、紛失し、弁護士の名前も忘れた」等とし、国会期間中に渡米して、名前も忘れたロサンゼルスの弁護士を探したり、大学を訪問したりしたというが、「中退」であり、「卒業」との経歴詐称は、公職選挙法の定める虚偽事項の公表にあたる。

学歴詐称について公選法違反容疑で告発され、福岡県警の捜査員や同地検の検事らが渡米して、米司法当局者の協力で大学の在学記録を確認し、卒業していないことを確認している。

http://www.47news.jp/CN/200408/CN2004081201004020.html

学歴で政治をするわけでもあるまいから、「卒業」でも「中退」でも良さそうなものだが、選挙に立候補の時点で、「中退」を「卒業」と詐称することは、選挙人の公正な判断を欺くことになり、正当な選挙の保障が無くなるということなのだろう。

告発などに基づき、日本の警察などの捜査機関が米国で捜査を必要とするような場合には、「刑事に関する共助に関する日本国とアメリカ合衆国との間の条約(略称 日・米刑事共助条約)」というものがあり、刑事の相互共助が謳われ、スムースに事が進めるようになっているようだ。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty159_3.html

小泉勝町長の学歴詐称疑惑も、結局は、捜査当局が渡米して教育記録を確認するようなことになるのだろうか。

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