”ハーバード大学と同じである。米国の大学です。”と、息巻いていたイオンド大学も、化けの皮を剥がされてからは、相手を恫喝する凄みもすっかり失せて仕舞ったようだが。

”イオンド大学ーIOND University”のように、実際には米国の何処にも存在はしていない、架空の大学であることが社会に明らかになり、”国際提携している日本校”などと称する偽装大学による学位商法活動が、縮小なり或いは閉鎖されても、今までに”学位”を購入していた者は、巧妙に大学名を伏せたりしながら、学位の権威を利用することを止めはしないようだ。

趣味で偽学位を購入・蒐集する人はいないだろうし、日本国内で”米国○○博士”と言った偽学位を購う者は、学位による権威付けによって自己の利益を得ようとする目的があってのことだろうから、まあ当然と言えば当然なわけだが。

とくに、整体、療術、健康関連には、「偽装大学のお得意様」が多いようである。

「名誉医学博士」、「米国医学博士」、「米国東洋医学博士」、「米国健康医学博士」、「米国薬学博士」、「生化学博士」「○○療養術博士」等のまことしやかな肩書きを並べる整体などの療養師は少なくないようである。

一般の人には医師と見紛う肩書名であり、何やら権威がありそうで釣られてしまいそうである。

只管真面目に療養を行っている整体師の方などは大変な迷惑だろう。

こういった如何わしい遣り方をする者と言うのは、おしなべて口も巧い。

普段であれば、「やはりチョットおかしい」と気付く所でも、親や子など身内が苦しんでいて、「藁をも掴む」心境の時には、ついつい釣られてしまうのも、親ばか子ばかの人情と言うものだろう。

医師でも無い者に治療の指示を仰いで仕舞って、結果、取り返しのつかない事になってしまった事例も実際起きているようである。

http://degreemill.exblog.jp/d2009-12-29

偽学位問題と言うのは、「お笑い・脱力系のニセ大学のニセ学位」と笑ってばかりでは済まされない、シーリアスなところがある。