これは、”イオンド大学総長”だと称する黒須英治(別名:中杉弘)が、平和神軍観察会事件を記事にした雑誌社に対し、「言論による暴力だ」として抗議している電話の録音のようだ。

「言葉の暴力」に抗議するにしては、抗議する当人の言葉がずいんぶん暴力的なようだが。

http://dic.nicovideo.jp/v/sm6696327

平和神軍観察会事件裁判の第一審法廷審理(2006年3月)でも、当該録音は参考資料として聞かれているようだ(http://sdseminar.exblog.jp/3063715/)。

「お前も左翼か」、「部落民」「エタだ」等の、相手を”レッテル貼り”する差別用語には驚くが、当人は相手のレッテル貼りに抗議している積りのようだ。

柄の悪さは天下一品というところだが、いきなり相手を怒鳴りつけて萎縮させたかと思うと、時には「だからさア」と諭すような口調を使うなど、なかなか巧みなところがある。

「会いに来なさい」と言うからには、相手を納得させるのは無理としても、詭弁を一方的に捲くし立てて罵倒し、相手を圧倒するくらいの自信はあるのであろう。

イオンド大学については、「合衆国の免税特権を持った、ハワイ州認可の大学である」と言い、非認定校を規定するハワイ州法(446E)にも随分と薀蓄があるようだが、ハワイ州は事業会社の登録を受け付けるだけであり、「非認定校は、ハワイ州が非認定校の許認可をしたとの表示・表現をしてはならない」との条項は、スッポリと都合好くお忘れのようだ(http://www.capitol.hawaii.gov/hrscurrent/Vol10_Ch0436-0474/HRS0446E/HRS_0446E-0005.htm)。

IRS(国税局)の免税対象になる非利益法人の形であることと、教育事業の内容とは、勿論何の関係も無い。

事象を針小棒大・歪曲、自在に勝手な解釈にしているのが興味深いが、ひとつの才能と言えるだろうか。

イオンド大学は、「全国的な凄い組織」だそうだが、なるほど、2分ほどの間に学生が100人ほど増えているようだ。

今ではイオンドも些か寂しくなってしまった観があるが、これは、新聞・TVなどでのニセ学位報道や、文科省による大学・短大に於けるニセ学位実態調査(2007年)が実施される以前の話であり、”イオンド大学華やかなりし頃”とでも言うところか。

”イオンド大学総長”の黒須英治は、「実業家」であり、「思想家」であり、「真人間を育てている」との自称だが、

「黒須英治は、平成八、九年ころ、グロービート・ジャパンの加盟店であった池袋本町店の店の前の道路工事が長引き、同店の売上げが低迷した件に絡んで道路公団と交渉した際、恐喝の被疑事実で靏見嘉弘とともに逮捕され、最終的には脅迫罪に問われて罰金刑を受けた。」

と平和神軍観察会事件の第一審判決にあるが(http://es.geocities.com/dempauyo/)、一体どんな人間を”真人間”と考えているのやら。

自分の財布に影響が出るような事態には、ついつい”言葉に力が入って”、警察のお世話になってしまう、困った人と言うところか。