イオンドの「学歴論争掲示板」のNo.51(削除した項目があるようで、48番に変わっている)に「教授 中野幾雄」という人が書いているのだが、

http://www.iond-univ.org/bbs/bbs.cgi

ポーランド国立ウッジ大学との学術提携は絶縁になっておらず、”交流”も続いているのだという。

「ウッジ大学は、本学の清水学長と当方(中野)に名誉教授号の返還を求めてはいません」そうだが、本人が「ウッジ大学名誉教授」を名乗る以上、イオンドとウッジ大学は学術提携関係にあらねばならぬのだろう。

学術に限らず”提携”というものは一人では出来ないわけだが、では相手先のウッジ大学では国際学術提携はどのようになっているかだが、

http://www.iso.uni.lodz.pl/index.php/partner/partner

http://www.iso.uni.lodz.pl/index.php/partner/institutional

http://www.iso.uni.lodz.pl/index.php/partner/faculty

「LLP-Erasmus partner universities」や、「institutional level」、「faculty level」での提携のいずれにも”IOND”などと言う名は出て来ない。

中野幾雄氏は、「事実は違います。虚偽宣伝は止めて下さい」、「犯罪行為すなわち営業妨害はお止め願います」と吠えるのもよいのだが、先ずは”学術提携しているのだ”と主張することの事実を示すことが何よりも先であろう。

「貴台が絶縁するように工作活動をしていたから、」と静岡県立大学の小島教授を非難しているようだが、相手はいやしくもポーランドで著名な国立大学である、なにが”虚為”や”工作”なのかはウッジ大学は調べて、自ら判断したことであろう。

ウッジ大学が「Uniwersytetem IOND w Tokio, Japoniaー日本のイオンド大学」について日本の文科省に問い合わせれば、文科省としては「そうゆう大学は日本にない。」と”営業妨害”の返事をするほかないであろうし、

ポーランド語のGoogleがあるのかどうか知らないが、Google.comで「IOND University」を検索して出てくるのは、

http://www.iond-univ.org/hawaii/index.html

http://www.hawaii.gov/dcca/areas/ocp/udgi/lawsuits/ionduniversity/

http://www.michigan.gov/documents/Non-accreditedSchools_78090_7.pdf

http://hbe.ehawaii.gov/cogs/details.html?t=MSTR&fn=115146+D2

http://www.thecb.state.tx.us/AAR/PrivateInstitutions/NoTX.cfm

こうゆうところである。

これで、イオンドがポーランド国立のウッジ大学と”学術提携をしています”と言うほうが、「大学の常識を知らなさすぎます」、「珍奇な異常行為」、「頭は完全に狂っています」となるのではなかろうか。

「そもそも、本学とウッジ大学の間には正式な学術提携契約書がありますし、」と言うが、仮にそうゆう契約書があったとしても、破棄出来ぬ契約というのはなかろうし、そもそも、他人を欺罔(ぎもう:人をあざむき、だますこと)して錯誤に陥れる詐欺による意思表示は、その意思の形成過程に瑕疵があるため取消得るものとされる (民法第96条)ということがあろう。

中野幾雄という人はイオンドの幹部のようだが、

http://www.iond-univ.org/programs/mba-course/mba-success.html

この人の経歴で、「元米軍キースラー空軍基地航空交通管制官」や、「アメリカのテキサス州ラックランド無線工学教育語学プログラム履修。ミシシッピー州キースラー航空管制技術専門学校電子工学レーダー部門卒業。」というの一体何なのか?だが、

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4756904882.html

自衛隊の機関紙「朝雲」紙の広告の本人プロフィールには、

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1955 航空自衛隊入隊 (第4期公募空曹・語学)

1957 米留 航空交通管制 GCA課程受講

1958 帰国 浜松基地第九科、GCA教官

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だそうであるから、これら米国での教育とは自衛隊時代の米国派遣教育での、”米軍内で受けた教育課程”のことではないのか?

米空軍に在籍したわけでもないのに、Keesler AFBで管制官をしていたとは、極めて考え難い。

「管制官だった」と「管制の教育を受けていた」とは全く異なるはなしであろう。

自衛隊時代の派米教育を、あたかも米国の一般専門学校を卒業したかの如く表記するのでは、詐称でないのか?

この人の自称経歴は、注意して、眉に唾付けながら、眺める必要があるようだ。

(注)

GCAー(Ground-controlled approach)

管制官が地上レーダにより航空機を着陸誘導し、視界不良の状況でもパイロットが安全・確実に着陸が行なえるよう補助する管制方式。(http://en.wikipedia.org/wiki/Ground-controlled_approach

創設当初の航空自衛隊(昭和29年・1954年発足)は、航空機はじめその装備の殆ど全てを米軍の供与に頼った。

装備の運用に係わる教育訓練についても米軍の提供を受けている。

英語圏以外の国の空軍隊員にも教育訓練を施す機会の多い米空軍の教育体系は整ったもので、先ず英語教育課程で一定レベルのコミュニケーション・スキルを施し、その後術科(実技)教育課程に進む。

これが、中野幾雄の”翻訳”によると、以下のようになるようだ。

『中野幾雄[ナカノイクオ]

長野県生まれ。中央大学法学部卒業。アメリカのテキサス州ラックランド無線工学教育語学プログラム履修。ミシシッピー州キースラー航空管制技術専門学校電子工学レーダー部門卒業。・・・』

(技術屋のための英文テクニカルライティング集中練習講座―技術・工業英語の書き方と翻訳のコツ:著者紹介より。)

注の項、Aug 14 2009追記