Bandoalphaのざっ記ー学位商法問題

主として米国発の真正でない学位や大学などの、所謂「ディプロマ・ミル」、「ディグリー・ミル」の問題を取り上げています。 当ブログ記載事項の著作権は著作者に帰属します。無断での引用は、法の定めるところに則り、各人の責任において御自由にされて下さい。 御意見などございましたらこちらへ。 Bandoalpha@msn.com  Toshi Hino/檜野俊弘

2007年07月

ポーランド国立ウッジ大学ー続

イオンドは、ウッジ大学からの「大学名の使用の禁止、ジェームス・清水こと清水徹と中野幾雄に与えた名誉教授称号の返還」等の通知は、”来ていない”のだと言う。

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投稿者:イオンド大学 法務課長 丹羽豊

投稿日:2007/07/03(Tue) 18:03:23

コメント:

小島茂氏がブログで主張している下記の連絡も来ていません。一体、どういうことなのでしょうか? 

ウッジ大学学長は、5月28日付けの手紙で再度要請した。

(本学はイオンド大学のすべての情報ガイド、書籍、ホームページ等からウッジ大学の記載を直ちに削除することを強く主張する)

●We insist on immediate removal of our University from any of your Information guides, books, web sites, etc.

 なおも、イオンドは無視し続け、現在もHPでもウッジ大学は学術提携校として掲載されたままである。

 またウッジ大学はジェームズ清水学長と中野幾雄イオンド教授に授与したウッジ大学の名誉教授称号の返却を求めた。

(イオンド大学の研究者に授与された本学の名誉称号を返還を求める)

● (I) ask you for returning two diplomas accorded to your scholars.

イオンドはこの要求も無視し、2人は今もって国立ウッジ大学名誉教授と名乗り、あちこちで宣伝利用している。

http://www.iond-univ.org/bbs/bbs.cgi

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そのような通知は「来ていません。」と言うのであれば、東西両”大学”の学術提携話は順調に進んでいたということであろうし、お互いのHP上に学術提携先が明記されるところであろうが、事実はイオンドが一方的に提携を表記しているだけである。

一体、どうゆうことなのでしょうか?

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ウッジ大学の内部において、意見の相違があるらしく、当面、本学とウッジ大学の一致協力した小島茂氏への対応は不可能であると判明しました。http://iond-univ.org/hibou/dangai.htm

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ウッジ大学内で、”意見の相違がある”と書いているが、”ウッジ大学からの通知は無い”とすれば、これはイオンドの独自の情報ソースによって得た?情報なのだろうか?

そして、

イオンドはウッジ大学に対して「抗議通知」なるものを出したと言う。

相手からは何も異議通知が”来ていない”と言うのに、「抗議通知」を出すというのもまた随分と珍妙な話なわけだが?

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ウッジ大学への抗議通知

投稿者:イオンド大学 法務課長 丹羽豊

投稿日:2007/07/04(Wed) 13:31:10

コメント:

July 4, 2007

To: Professor Wojciech Katner

Pro-Rector in charge of International Relations,

University of Lodz, Poland

Now in Japan, a morbid man named Kojima Shigeru of Shizuoka Prefectural University has been sending you e-mails in an attempt to break the relationship between our university IOND and yours, stating to the effect that IOND University is an unlawful or phony university by spreading in his blog the mails which he said he has received from you and also that you are requesting us to return to you the honorary professorship already awarded us.

If this were true, that would be something so serious that we cannot ignore it.We are the people of Japan, the world's oldest nation in the history with the longest and unmatched tradition of 2,700 years.

We lost the last war. However, there is the Japanese spirit never destroyed and still remaining active. We are the most advanced nation of the world both in culture and civilization. For example,The GDP of Japan is $40,000 per one while that of your Poland is only one fifth, $8,000.

We are proud of our Bushido spirit, never failing to keep promises once made and to keep the promises we even dare kill ourselves. and as you know, South and North Koreans used to owe much to Japan as the history shows, is now paying to Japan by betrayal of abducting and nuclear threatening. They are liars and they don't keep promises, as you know.

We do believe that you are not like them, but if you were, we would feel so sorry and you would be forced to encounter again the occupation of your country, Poland by Germany or Russia.

Given in the following are the mails that Mr. Kojima spreads in his blog,and we wish these are not delusions of communist professor Shigeru Kojima.

●In relation to the latest circumstances revealed in received letters, including Polish Embassy in Tokyo and many American Universities and Philippine partners, University of Lodz is compelled to terminate forthwith hitherto agreement. I consider that misunderstanding occurred in our hitherto relations.

●We request for absolute removal from your name cards, websites, official journals, reviews that University of Lodz and IOND University are affiliated.

●We insist on immediate removal of our University from any of your Information guides, books, web sites, etc.

● Ask you for returning two diplomas accorded to your scholars.

Over

IOND University,Tokyo Headquarters

The Legal section, CLO. Yutaka Niwa

Address: 2-35-15-4F,Kouenjiminami,Suginamiku,Tokyo166-0003 JAPAN

Phone : +81-3-5307-3061 Fax: +81-3-5307-6652

E-mail : crct@iond-univ.org

U R L : http://www.iond-univ.org/

http://www.iond-univ.org/bbs/bbs.cgi

<<<

☆日本語訳は小島教授のブログ「学歴汚染」、7月5日の項ーhttp://degreemill.exblog.jp/

一読して、支離滅裂な”子供の作文”である。ウッジ大学とイオンドの関係の話が、国と国との関係に歪曲しているのは哂えるが、

「・・・and you would be forced to encounter again the occupation of your country, Poland by Germany or Russia.」

とは

第二次世界大戦の始まりとも言われる1939年9月のナチスによるポーランド侵攻を示唆しているのであろうが、この時ポーランドは独ソ不可侵条約の密約によるソ連軍の侵攻も同時に受け、東西から挟撃されて、1ヶ月あまりの祖国防衛戦も虚しく、ポーランド国は消滅している。

ナチスによる被占領下の、ポーランドの血と慟哭の歴史の始まりである。

ちなみに、ナチスによる戦時下の”処理施設”として著名な「アウシュヴィッツ収容所」というのもポーランドに所在している。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E4%BE%B5%E6%94%BB

「また、ナチスに占領されたいのか!」

というポーランド人への言葉は、日本に例えれば、

「また、原爆を落されたいのか!」

あたりが、感情としては一番近いだろうか

なんともポーランドとポーランド人を侮蔑したことを言うものである。

この「抗議通知」を見れば、これが高等教育機関の出したものとはとても思えないし、いくらイオンドでも「これでウッジに再考を促す事が出来る」とは、まさか思うまい。

ウッジ大学からの”絶縁状”に対する、イオンドの”腹いせ”と言ったところだろうか。

ポーランド国立ウッジ大学

イオンドはポーランド国立ウッジ大学と「学術提携校」であり「姉妹校」であると宣言し、表示している。

http://www.iond-univ.org/old-log/2007.05.01.htm

ウッジ大学であるが

同大学の INTERNATIONAL RELATIONS OFFICE の ACADEMIC AGREEMENTS 項目で INSTITUTIONAL LEVEL や FACULTY LEVEL を探して見ても”イオンド大学”などという名前は出てこない。

http://www.zagranica.uni.lodz.pl/bwz_en.htm

ウッジ大学はポーランドで戦後すぐ再興された由緒ある大学のようで、国際学術提携先を見てもいずれも相応な大学ばかりのようである。

”イオンド大学”と言うのはハワイ州において「IOND University」という名称の法人が登録されているだけであり、ハワイ州は教育機関としての大学としては許可も認定もしていない。http://primeguard.hawaii.gov/ocp/udgi/regulation

米国の大学としての評価や認定は何ら受けていないのであり、日本の大学でも勿論ない。

「学術提携」や「姉妹校」というのは法律で規定されているものではないだろうから、どんな相手と提携しても法に触れるという話ではないだろうが、大学の内規はあるのだろうし、やはり相応しい相手というのはあるだろう。

イオンドのハワイ校サイトにはウッジ大学との学術提携については何らの表記もないし、イオンドは「Uniwersytetem IOND w Tokio, Japoniaー日本の大学」としてウッジ大学に提携話を持ち込んでいたものと思われる。

http://www.uni.lodz.pl/bip/uchwaly.php?typ=1&id=1703

ウッジ大は既に米国の大学とは学術提携があるし、日本の大学とは未だ提携は無かった事もあるだろうか。

イオンドの提携話のウッジ側の窓口になっていたのはprof. Jolanta Młodawska 女史とのことだが、

http://homepage3.nifty.com/kubota1407/

Jolanta Młodawska教授は近代日本経済が専門のようであり、関連の著書などもあるようでその分野では活躍されていた方のようである。

http://alejka.pl/japonia_panstwo_a_sektor_prywatny.html

http://www.nbp.pl/homen.aspx?f=en/publikacje/inne/bank_i_kredyt/2003_07/mlodawska.html

在ポーランド日本大使館での日本文化交流でも世話役として活躍されていたようだ。

http://www.pl.emb-japan.go.jp/news/j_060702y.htm

日本通であり、親日家なのであろう。

そこにイオンドが付け入って、かの教授も話しに乗ったものと思われるが、ウッジ大にしてみれば、これがマサカの「”University”という名前の只の法人だったとは!」というところか。

提携先の基本情報のチェックを怠っていたということはあるだろうが、親日家の教授の仲介で脇が甘くなっていたものだろうか。

静岡県立大学の小島教授のコンタクトがなければ、ウッジ大学は危うく世界に恥を晒していたところであったろう。

イオンドは「ポーランド国立ウッジ大学」という名声を商売に利用しようということだろうが、

「日本の大学」を騙ってウッジ大学に学術提携話を持ちかけていたとすれば、これはなかなか大胆な犯行ということになる。

こうゆう事は例え一時は、”日本の大学”と騙せたとしても、ウッジ大学側もいずれは事実に気が付いたであろうし、なんともポーランドの大学を愚弄した行為である。

日本に興味を持つポーランド人の間には、こうゆう話は意外と広まるものであろうし、今まで邦人が永年に亘り積み重ね築いてきたであろう、日本と日本人への信頼を傷つけることは大きいのではあるまいか。

イオンドは、「ウッジ大学の内部において、意見の相違があるらしく、」(http://iond-univ.org/hibou/dangai.htm)などとしながらも、ウッジ大学との「学術提携校」「姉妹校」との表示を平然とした儘である。

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